「被害児童が死亡した」として署名を求める活動を行う者が現れました。
しかし、被害児童が死亡したという事実はありません(自殺を図った等の事実もありません)。
また、被害児童及び両親は、上記署名活動とは全く無関係です。
事実に反する内容が流布されることは、二次被害であり、大変困惑しております。
皆様方におかれましては、どうぞ誤解なきようお願い申し上げます。
被害児童及びその家族を御心配いただいているみなさま、本当にありがとうございます。
大阪府吹田市の吹田市立千里第二小学校(千二小)で発生したいじめ防止対策推進法の「いじめ重大事態」について、
その後の学校・教育委員会・第三者委員会の対応をまとめています。
長文ですが、是非お読み取りいただきますようお願い申し上げます。
吹田市教育委員会による第三者委員会設置の判断が遅かった上、教育委員会会議においていじめ防止対策推進法28条に反する形で設置決定が行われたこともあって、いじめの発生から第三者委員会の第1回会議開催までに1年半もの時間を要しました。
記憶が日々薄れゆくことを考えれば、関係する児童及び教職員から一刻も早く聴き取りをはじめとする調査を行わなければならないことは言うまでもありません。
関係する児童は、既にいじめが発生した小学校を卒業し、2021年4月には中学3年生になりました(そのため、以下、児童ではなく、「生徒」と記述します)。
今後、彼らは、勉学や部活動に取り組み、高校受験に備えるいっそう大切な時期を迎えるはずです。
こうした時期に、関係する生徒のみなさんには聴き取り等の協力をお願いしなければなりません。
さらに、協力いただいた生徒のみなさんにとって調査の進行が気にかかる状態が長く続くと、結果として、彼らに大きな負担がかかることが懸念されます。
それゆえ、被害生徒のみならず、同級生のみなさんや加害生徒17名のためにも、大人の責任として、できる限り早期に調査を行い、必要な支援やケアを提供するなど、決着を図る必要があると考えています。
被害児童も被害児童の両親も、適正で、適式な、法令等で定められた手続に則った形で本件いじめ被害を取り扱っていただくようお願いを続けてまいりました。被害児童側を「蚊帳の外」とすることなく、被害児童側の話を聴いていただくことを切に願ってまいりました。
しかし、第三者委員会までもが「いじめの重大事態の調査に関するガイドライン」を無視して「独自の手続」で調査を強行しようとしたり、吹田市教育委員会の「身内」が第三者委員会の委員に選任されたりしたため、被害児童側の聴き取りが実施されないなど、十分な調査が行われておらず、残念でなりません。
被害児童の両親は、いじめ被害を把握した直後から、小学校に対して、「いじめ被害は隠すことではないので、いじめ被害で欠席していることを同級生やその保護者に伝えて欲しい」とお願いしてきました。
しかし、小学校は加害児童5人からなかなか聴き取りを行わず、いじめ被害が発生していることを被害児童の同級生やその保護者に伝えませんでした。
その結果、もともとの加害児童5人とは別の児童計12名による被害児童に対する新たないじめが発生してしまいました。
その後も、小学校・吹田市教育委員会は、本件いじめについて、被害児童の同級生やその保護者に対して、適切な情報を提供してきませんでした。
それどころか、緊急学年保護者会で校長(当時)が虚偽の説明をするなど、事実に反する情報を被害児童と同じ学年の保護者に伝えました。
また、事実に反する内容を執拗に拡散しようとする関係者が現れました。
被害児童側は、いじめ被害を把握した当初から、その経緯を記録し、音声データ等を保管してきました。
何が起こったのか、被害児童側が把握し、証明できる事実に限って、お伝えすることで、被害児童とその家族の名誉を回復したいと考えています。
さらに、小学校・吹田市教育委員会・第三者委員会の対応を明らかにすることで、今後、学校・教育委員会・第三者委員会が本来行うべき適切な対応をとるようになって、児童生徒のみなさんがいじめ被害やいじめ被害への対応によって苦しめられることが少しでも減ることを願っています。
このような理由で、このHPを作成しました。
〔NEW〕
○2020年1月 HPの移転作業を開始しました。
○2020年2月 HPを公開しました。旧HPから新HPへリンクを貼りました。
○2020年2月 Twitterのアカウントを @against_ijime から @suita_ijime2 へ変更しました。
○2020年2月 第3章第3節「第三者委員会の調査の現状」を公開しました。
○2020年5月 加筆修正をしました。
○2021年3月 HPのタイトルを変更し、小学校名などを公表しました。
○2021年4月 加筆修正をしました。
なぜ、担任の木下あゆみ教諭は、被害児童からのいじめの申告を放置したのですか。
なぜ、加害児童は、被害児童をいじめなければならなかったのですか。
なぜ、千里第二小学校と吹田市教育委員会は、文部科学省策定の「いじめの重大事態の調査に関するガイドライン」を無視したのですか。
なぜ、千里第二小学校と吹田市教育委員会は、被害児童の個人情報を漏洩し、被害児童を中傷する必要があったのですか。
なぜ、千里第二小学校は、被害児童側に虚偽の説明をし続けたのですか。小学校は、何を、誰を守りたかったのですか。
なぜ、千里第二小学校は、虚偽内容の公文書まで作ったのですか。小学校は、何を、誰を守りたかったのですか。
なぜ、千里第二小学校と吹田市教育委員会は、いじめ防止対策推進法が定めている情報提供義務を被害児童側に対して果たさないのですか。
なぜ、大栗万智子スクールソーシャルワーカーは、面接せずに、被害児童の保護者を非難したのですか。
なぜ、第三者委員会も、文部科学省策定の「いじめの重大事態の調査に関するガイドライン」を守らなかったのですか。
なぜ、第三者委員会の委員として吹田市教育委員会の「身内」が選任されたのですか。
なぜ、小学校・教育委員会・第三者委員会は、ミスや間違ったことをしたことを認められないのですか。
なぜ、逃げ回って、向き合おうとしないのですか。
なぜ、不合理な弁解を繰り返すのですか。
被害児童の保護者が怒鳴り込むこともなく、ひたすらお願いをするだけであったから、軽く扱ってこられたのでしょうか。
豊留由美子校長(当時)・安藤剛教頭(現・吹田第一小学校 教頭)をはじめとする教員に虚偽の説明を続けられるなどしたことにより、
ひどく傷付けられてきたことを御存知ですか。
教育委員会の不適切な対応にひどく傷付けられてきたことを御存知ですか。
教育委員会会議の違法な決定にひどく傷付けられてきたことを御存知ですか。
定められた手続を守らない第三者委員会の対応にひどく傷付けられてきたことを御存知ですか。
被害児童の家族を疲弊させてきたことを御存知ですか。
不適切な対応を繰り返してきた教員のみなさん、
吹田市教育委員会の職員のみなさん、
吹田市教育委員のみなさん、
第三者委員会の委員のみなさん、
あなた方がやってきたことは、被害児童に対するハラスメントにほかなりません。
被害児童の家族に対するハラスメントにほかなりません。
あなた方の行為によって、被害児童に新たな被害が発生しています。
教壇に立つ前に、
管理職の仕事をする前に、
美辞麗句を語る前に、
まず被害児童と加害児童のために、
法令やガイドラインを守り、
責任を持って、やるべきことを果たしてください。
被害児童及びその家族を御心配いただいているみなさま、本当にありがとうございます。
いじめ事件においては、被害児童側が新たに誹謗中傷の被害に遭うという例が他市で見られたところです。
被害児童の保護者(親権者)は、いずれも弁護士費用保険に加入しております。
誹謗中傷等により被害児童及びその家族の名誉毀損等がなされた場合、発信者情報開示請求等の法的措置を講じる予定ですので、御安心ください。
【お間違えのないようご注意ください】
吹田市の「いじめ重大事態」1例目の事件については、2019年6月に第三者委員会の報告書が公表されました。
また、吹田市では、3例目の「いじめ重大事態」が発生していたことが2020年3月に報道されて明らかになりました。
このHPで記載しているのは、吹田市立千里第二小学校(千二小)で発生した「いじめ重大事態」で、吹田市の「いじめ重大事態」2例目のものです。